鉱山探査記を紹介をします

 
 
          鉱山探査記
 
 昨年2008年の秋頃から、鉱物の採集に興味を持つようになった。小生は元々山歩き、登山が中学生時代からの趣味である。数十年経た現在でも、時折、山に出かけている。山頂に立つと、記念に小さな岩をリックに納め、下山しては登山バッチも入手していた。貯まっていたこれらの石の名前を決めようと思いたった。鉱石・岩石図鑑を調べていると、日本の至る所に鉱山があり、その数は2000以上もある。が、現在稼業中の鉱山はごくごく僅かしかないことがわかった。栃木にも沢山の廃鉱山があり、足尾山地、日光山地には数百もの鉱山があったらしい。廃鉱山のズリには時折びっくりするような採集物があるらしい。山、原野、林道、沢を歩きながら、綺麗な鉱物が採集できるならば、これはこれとして面白い趣味となるのではないか。
 少なくない文献、本を手引きにして、既に栃木県近郊を主として、幾つもの鉱山などを探査した。その結果を探査記として書き貯めている。手引き書等で紹介されている探査報告は数十年前のが殆どである。地図や紹介文が古くなりすぎている部分も多い。案内図や案内文そのままにしたがって進んでいくと、山中で迷ってしまう場合もある。本探査記では、廃鉱山の地形図中の正確な位置、廃鉱山への正確な経路の紹介、現場の現在の状況、採集物の紹介などをしっかりと記載するように心がけている。が、鉱物に関しては、今のところ全くの素人である。頼りになるのは手引き書と図鑑である。自前の鑑定が間違っているかも知れないが、その点はあしからず。今後この文章も、気が向き次第手を入れていく。
 
 本探査記は以下の点に留意している。
(1)地形図中で、正確に鉱山跡、採集地の位置を確定すること。
(2)鉱山跡、採集地までの経路を正確に記述すること。
(3)その鉱山の稼業時の主要鉱物、採集地の主要鉱物を採集品の主目的とする。
   というのは、小生の鉱物眼識がまだ未熟なためであるので。
(4)現地を荒さず、現状保存に努めること。
 
 
 探査記は鉱山等毎にPDFファイルとしています。見たい項目をクリックすれば、探査記が表示されます。ただし、パソコンにPDFリーダーがインストールされていることが必要です。
 各鉱山の探査記がまとまり次第、逐次、開示していく予定である。又、再探査して、既探査記に手を加えた場合には、更新を急ぐ予定である。
 

   探査地分布図の追加(2022年7月23日)
 公開している現地の位置が簡単にわからない場合があること、探査地の相対位置もわかりにくいこと、などのコメントがあり、それを解消するために、国土地理院のインターネットで公開しているマップに、位置をプロットしました。著者の作成した位置プロットのデータファイルを以下でダウンロードし、 適当な場所に保存しておいてください。
 

国土地理院が公開しているマップのダウンロードの方法、およびその使用方法は、以下のpdfファイルをダウンロードして読んでください。

探査地分布図の使用方法
                                
下のような図が表示されると、成功です。後は拡大・縮小・左右上下移動は自由自在です。 赤丸が探査地位置、その脇の番号は以下に記述している探査地の番号に対応しています。 赤丸と番号を確認したら、この画面に戻り、列記されている中から、その番号に対応した項をクリックすると、詳細な紹介文をよむことができます。必要があれば、後は繰り返しです。


 
   目次              
 
(1)錫高野跡(すずこや) (2021年 7月28日追追記)
              (2009年 6月 4日公開)
              (2011年 3月 1日追記)
       鉄重石

(2)板荷鉱山跡(いたが) (2019年10月18日増補版公開)
       鉄重石
                                 
(3)大鷲鉱山跡(おおわし) (2020年 3月30日追記)
               (2009年 6月4日公開)
       輝水鉛鉱
                                 
(4)小来川鉱山跡(おころがわ)(2021年 1月 8日追記)
                (2009年 6月 4日公開)
       黄銅鉱
                           
(5)唐沢鉱山跡(からさわ) (2021年 4月26日追記)
               (2009年6月4日公開)
       マンガン鉄重石、自然蒼鉛、輝水鉛鉱
                                   
(6)高徳鉱山跡(たかとく) (2020年 4月17日追記)
       閃亜鉛鉱、方鉛鉱
(7)栃木県日光市の大井沢鉱山 (2019年12月16日増補版公開)
      金、銀、銅、蒼鉛、タングステン鉱
(8)栃木県宇都宮市の富井(篠井)鉱山(2019年 3月15日追記)
      亜鉛、硫化鉄
      紫水晶?                                
(9)天頂鉱山跡(てんちょう)(2020年 7月23日追記)
               (2009年6月4日公開)
      黄銅鉱、黄鉄鉱

(10)日光鉱山跡(にっこう)(2020年 7月10日追記)
               (2009年6月4日公開)
      黄銅鉱、黄鉄鉱
                                  
(11)引田岩花鉱山跡・引田本坑鉱山跡(ひきたいわはな) (2009年6月16日公開)
(12)銅蔵鉱山跡(どうくら) (2009年6月16日公開)
(13)西沢金山跡(にしざわ) (2009年6月16日公開)
(14)蛍鉱山跡(ほたる) (2009年6月16日公開)
          蛍石、針水晶群 (2013年6月14日追記)
(15)越路鉱山(こしじ) (2019年11月19日増補版公開))              硫化鉱物
(16)川面鉱山跡(かわずら)(2009年8月2日公開)

(17)那須蝋石鉱山跡(2022年6月21日追記)
               (2009年7月7日公開)
                デュモルチ石

(18)加蘇鉱山跡(かそ)(2009年12月24日公開)
(19)萩平鉱山跡(はぎだいら)(2009年12月24日公開)

(20)真米鉱山跡(まごめ)(2020年10月 8日追記)
              (2009年12月24日公開)
          磁硫鉄鉱、方鉛鉱

(21)久良沢鉱山跡(きゅうらざわ)(2019年 7月 5日公開)
              マンガン鉱石
(22)野州鉱山跡(やしゅう)(2020年5月1日 追記)
               (2010年4月17日公開)
          黄銅鉱、黄鉄鉱

(23)足尾(あしお)鉱山跡(2021年 8月19日追追記)
              (2009年8月2日公開)
              (2011年 2月7日追記)
          銅
  
    (24)山の尾鉱山跡(やまのお)
    (25)舘岩鉱山跡(たていわ)
(26)群馬県みどり市の原鉱山跡(2015年5月1日公開)
          金、自然蒼鉛(ホセ鉱)等
(27)栃原金山跡(とちはら)(2010年3月31日公開)
(28)高玉金山跡(たかたま)(2010年8月6日公開)
(29)岩手県大船渡市の今出山(いまでやま)金山跡(2019年10月14日増補版公開)          金鉱石  
(30)北富田の瑪瑙(きたとみた)(2009年6月16日公開)
(31)陸前高田の玉山金山跡(たまやま)(2019年11月11日増補版公開)                      水晶、金鉱石
(32)釜石近傍の鵜住居川の餅鉄(うのすまいがわ) (2009年6月16日公開)
(33)大理石海岸の大理石(だいりせきかいがん)(2009年8月2日公開)
(34)岩手県崎浜の電気石(さきはま)(2009年8月2日公開)
                       (2010年1月27日追加)
(35)安達太良山の重晶石(沼尻鉱山跡近傍)(あだたらさん)(2009年7月7日公開)

(36)群馬県根羽沢金銀鉱山跡(2021年10月29日追追記版)
               (2019年12月26日増補版公開)

(37)雨塚山の紫水晶(2010年3月31日公開)
    (38)福島県石川町の猫啼井筒山鉱山跡
    (39)福島県石川町の和久観音山鉱山跡     
    (40)福島県鮫川村発地岡             
(41)新潟県三川村三川鉱山跡 (2010年9月27日公開)
        銅鉱物              
    (42)新潟県上川村楢山              
    (43)新潟県三川村持倉鉱山跡(五十島鉱業操業)             
(44)新潟県新発田市赤谷鉱山跡(2010年3月31日公開)
       赤鉄鉱                     (2011年12月16日追加)              
(45)那須茶臼岳の硫黄(2010年2月23日公開)              

(46)栃木県矢板の高原山の黒曜石(2022年7月13日追記)
                        (2010年4月17日公開)          

(47)茨城県七会村の大正鉱山跡と岩谷鉱山跡(2010年4月17日公開)
          高取鉱山と同一鉱床、鈴石           
(48)茨城県笠間市の加賀田鉱山(2014年4月4日公開)
          灰重石,スカルン鉱物
    (49)茨城県の柊山採石場跡
        スカルン鉱物              
(50)栃木県塩谷町の寺島鉱山跡(2021年1月27日増補版)
                (2011年 1月19日追加)
                (2010年4月17日公開)
        含金石英脈、閃亜鉛鉱、方鉛鉱、黄銅鉱、黄鉄鉱
   
(51)栃木県塩谷町の立室鉱山跡(2019年5月21日改訂版公開)
        含金鉱石、黄鉄鉱、黄銅鉱、閃亜鉛鉱、輝銀鉱、濃紅銀鉱、方鉛鉱、自然銀
         
(52)栃木県玉生の万珠鉱山跡(2021年 5月14日追加)
                (2010年 4月17日公開)
        含金石英脈、黄鉄鉱、黄銅鉱
             
(53)栃木県塩谷町の天上沢鉱山跡(2019年4月16日追記)
        含銀銅鉛亜鉛石英脈
             
(54)栃木県塩谷町の高山鉱山跡(2021年 9月23日追追記)
                (2020年1月18日増補版)
        黄鉄鉱、黄銅鉱、石英
         
(55)栃木県塩谷町の丸山鉱山跡(2021年 2月28日追加)
                (2015年3月31日公開)
        含金石英脈
             
(56)栃木県塩谷町の大名沢鉱山跡(2020年 9月 8日追加)
                (2011年 2月 7日追加)
                (2010年6月18日公開)
        黄銅鉱

(57)栃木県塩谷町の釜ノ沢鉱山跡(2020年6月22日 追記)
                 (2010年5月19日公開)
                 (2011年 1月19日追加)
        銅石英脈

(58)栃木県塩谷町の白銀鉱山跡(2020年 3月14日公開)
        含金石英脈
             
(59)栃木県藤原町小佐越の木戸ヶ沢鉱山跡(2020年5月20日 追記)
                     (2010年7月13日公開)
        黄鉄鉱、黄銅鉱、閃亜鉛鉱、方鉛鉱、含金鉱石
             
(60)栃木県藤原町自由が丘の南沢鉱山跡(2020年6月5日 追記)
                    (2010年7月13日公開)
         含金黄銅鉱石英脈 、黄鉄鉱
                  
(61)栃木県今市市小百の小百鉱山跡(2019年 8月13日改訂版公開)
        黄銅鉱、金鉱
           
(62)岩手県陸前高田市の太子鉱山跡(2010年11月8日公開)
        金鉱
             
(63)福島県南会津町の八総鉱山跡(2020年8月21日 追記)
        黄銅鉱      (2010年8月6日公開)
            
(64)岩手県奥州市江刺区伊手の赤金鉱山跡(2010年9月27日公開)
        黄銅鉱          (2011年 6月 9日追加)
(65)栃木県藤原町の芹沢銅山跡(2021年12月 5日追追記)
                (2010年11月8日公開)
                (2011年 1月19日追加)
        黄銅鉱
           
(66)栃木県栃木県栗山村大滝沢の日向鉱山跡(2010年12月3日公開)
        磁硫鉄鉱
          
    (67)栃木県川治温泉大下沢の坑口跡
          銅?
             
(68)福島県柳津(やないず)町の軽井沢銀山跡(2011年 1月 4日公開)
        銀
          
(69)福島県舘岩村の水引鉱山跡(2020年12月10日 追記)
                (2010年12月3日公開)
        方鉛鉱、閃亜鉛鉱、磁硫鉄鉱、黄鉄鉱、硫砒鉄鉱
             
    (70)新潟県三川村日本平山近傍の日本平鉱山、大清水鉱山、紫蕨(ぜんまい)鉱山跡
          磁鉄鉱、黄銅鉱、黄鉄鉱
          
(71)福島県南会津郡の東邦伊南鉱山跡(2011年 1月 4日公開)
        黄銅鉱、黄鉄鉱、磁硫鉄鉱、閃亜鉛鉱、方鉛鉱、赤鉄鉱              
(72)群馬県利根郡の赤城根鉱山跡(2011年 2月 7日公開)
          黄銅鉱、方鉛鉱、閃亜鉛鉱          
(73)栃木県茂木市の茂木鉱山跡+鮎田鉱山跡+青梅東南鉱山跡(2018年 2月4日追記)
          輝安鉱          
(74)栃木県塩谷町の石尊山鉱山跡(2016年4月20日公開)
          金銀鉱、銅鉱          
    (75)栃木県藤原町の豊徳鉱山
          金銀鉱、黄銅鉱、閃亜鉛鉱、方鉛鉱          
    (76)栃木県藤原町の五十里鉱山跡
          鉄鉱(赤鉄鉱)          
(77)栃木県粟野町の鷹ノ巣山鉱山(道下坑、峰山坑)跡(2011年 5月20日公開)
          マンガン鉱石          
(78)栃木県粟野町の松坂鉱山跡(2011年 5月20日公開)
          マンガン鉱石          
(79)栃木県鹿沼市の永野鉱山跡(2011年 6月 9日公開)
          マンガン鉱石          
(80)栃木県鹿沼市上久我の高平鉱山跡(2011年 5月20日公開)
          マンガン鉱石
          
(81)栃木県鹿沼市の発光路鉱山跡(2011年 6月 9日公開)
          マンガン鉱石          
(82)栃木県粟野町の大百川鉱山跡(2013年7月19日公開)
          マンガン鉱石          
(83)群馬県川場村の鉱石山鉱山跡(2011年 7月 4日公開)
          石榴石(ガーネット)          
(84)茨城県の長谷鉱山跡(2014年9月2日公開)
          滑石          
(85)群馬県新治村の大道鉱山跡(2011年 7月 4日公開)
          砂鉄礫 
         
(86)群馬県上牧の天沼金山跡(2021年 6月 6日追記)
               (2011年 8月 4日公開)
          金銀鉱石
          
(87)群馬県南牧村の大水沢鉱山跡(2011年 7月 4日公開)
          輝安鉱、黄安華          
(88)群馬県下仁田町の西ノ牧鉱山跡(2011年 8月 4日公開)
          鷄冠石、石黄          
(89)群馬県下仁田町の中丸鉱山跡(2020年11月22日 追記)
                 (2011年10月5日公開)
          輝安鉱、黄安華
          
(90)福島県安積郡の高籏鉱山跡(2013年5月21日公開)
          金、銀、銅          
(91)福島県郡山市の安積石膏鉱山跡(2011年 9月 6日公開)
          石膏          
(92)福島県郡山市の日山鉱山跡(2019年 6月 9日改訂版公開)
          金、銀、黄鉄鉱、方鉛鉱          
(93)福島県西会津町の赤羽根鉱山跡(2011年 9月 6日公開)
           金、銀、銅、亜鉛、鉛
(94)栃木県藤原町の上滝鉱山跡(2012年1月12日公開)
           硫化鉄、銅
(95)群馬県沼田市の戸神山(とかみやま)鉱山跡(2011年10月5日公開)
           金、銀、紫水晶、緑鉛鉱
(96)岩手県遠野市の大峰(おおみね)鉱山跡(2011年10月5日公開)
          金、銅          
(97)岩手県釜石市の宝蔵(ほうぞう)鉱山跡(2011年11月15日公開)
          銅          
(98)岩手県湯田町の和賀仙人鉱山跡(2013年6月14日公開)
           赤鉄鉱
(99)岩手県湯田町の土畑鉱山(畑平鉱区と鷹ノ巣鉱区)跡(2011年12月16日公開)
           金、銀、銅、亜鉛、硫化鉄
    (100)岩手県北上市の綱取鉱山跡
           銅
(101)栃木県河内郡の関白鉱山(2011年12月16日公開)
           カオリナイト

(102)群馬県南牧村の荒船(あらふね)鉱山跡(2021年 5月23日追記合体編集)
                       (2011年11月15日公開)
           鷄冠石

(103)福島県の八茎(やくき)鉱山(2012年3月9日公開)
           スカルン鉱(黄銅鉱(主)、磁鉄鉱、磁硫鉄鉱)、石灰石
(104)栃木県の鶏鳴(けいめい)鉱山(2018年 2月4日追記)
           輝水鉛鉱
(105)栃木県上都賀郡の大原(おおはら)鉱山(2012年1月12日公開)
           金、銀
    (106)岩手県東磐井郡の東磐井鉱山
           金、銀、銅、タングステン
(107)岩手県住田町の田ノ上鉱山(2012年3月9日公開)
           金、銀、タングステン
    (108)岩手県九戸郡の野田玉川鉱山
           マンガン、珪石、ウラン、モリブデン、トリウム
(109)栃木県塩谷郡の晃北(こうほく)鉱山(2020年 3月30日追記)
                      (2012年2月16日公開)
               銅、亜鉛

(110)栃木県安蘇郡の吉田鉱山(2012年4月23日公開)
           マンガン鉱石
(111)栃木県加蘇地区の寄栗(よりぐり)(2012年4月23日公開)
           マンガン鉱石
(112)栃木県上都賀郡の喜久沢(菊澤)鉱山(2012年4月23日公開)
           マンガン鉱石
(113)栃木県塩原郡の男鹿鉱山(2012年5月9日公開)
           銅、硫化鉄鋼
(114)栃木県加蘇地区の第二加蘇鉱山坂本坑(2012年5月9日公開)
           マンガン鉱石
(115)栃木県鹿沼市の石裂(おざく)白根山鉱山(2012年5月9日公開)
           マンガン鉱石
    (116)栃木県鹿沼市古越路付近の大芦鉱山
           マンガン鉱石
(117)栃木県上都賀郡の真名子(まなご)鉱山(2012年5月9日公開)
           マンガン鉱石
(118)栃木県塩谷郡塩原の赤川鉱山(2018年10月29日追記)
           亜鉛、硫化鉄
(119)福島県郡山の鬼ヶ城・泊山鉱山(2013年5月21日公開)
           微少水晶群、黄鉄鉱
(120)埼玉県秩父の二子山(2013年6月14日公開)
          方解石、石灰石          
(121)栃木県塩原の第1塩原鉱山(2017年1月5日公開)
               方鉛鉱、閃亜鉛鉱、硫化鉄鉱
(122)栃木県塩原の第三塩原鉱山(2016年12月11日公開)
              絹雲母、金、銀、銅、鉛、亜鉛、硫化鉄鉱
    (123)栃木県藤原の三依鉱山
    (124)福島県南会津の城郭鉱山
(125)栃木県藤原の大塩沢鉱山(2015年6月10日公開)
          主に銅
(135)群馬県沼田市の白沢鉱山(2014年5月20日公開)
          銅、鉛、亜鉛、タングステン、
      又は、磁硫鉄鉱、磁鉄鉱、閃亜鉛鉱、輝水鉛鉱、蛍石、石榴石、方解石、石英
(138)岩手県陸前高田市の気仙隕石(2015年2月16日公開)
          現存する日本最大の隕石
(140)栃木県今市市穴沢の滝頭鉱山と豊岡鉱山(2015年4月16日公開)
          近傍の小百と同類の鉱山地質=銅・亜鉛・鉛
(144)群馬県水上町の阿能川(大峰)鉱山(2015年6月14日公開)
             黒鉱、重晶石
(145)栃木県日光市の中三依鉱山(2016年11月21日公開)
          方鉛鉱、閃亜鉛鉱、黄鉄鉱、黄銅鉱          
(147)栃木県日光市川俣の門森(かどもり)沢鉱山(2017年6月28日公開
          方鉛鉱、磁硫鉄鉱、亜鉛、銅          
(148)栃木県川俣の栗山鉱山(2017年7月24日公開)
          モリブデン          
(149)栃木県那須塩原湯宮の森・高林鉱山(2017年8月24日公開)
          方鉛鉱、黄鉄鉱          
(150)栃木県塩谷町の玉船鉱山(2017年9月13日公開)
          金鉱石          
(151)宮城県気仙沼の鹿折鉱山(2018年11月26日追記)
          金鉱石          
(152)栃木県今市市の浅田銅山(2017年11月18日公開)
          黄銅鉱          
(153)栃木県今市市の砥川鉱山跡(?)(2021年 4月12日追記)
      栃木県今市市の砥川上流の磁硫鉄鉱の転石(2017年12月20日公開)
          磁硫鉄鉱
          
(154)栃木県日光市長畑の遠入(といり)鉱山跡(2018年 3月15日公開)
          黄銅鉱、黄鉄鉱など          
(155)栃木県日光市中三依の入山鉱山跡(2018年 4月28日公開)
          黄鉄鉱など?          
(156)群馬県の土樽鉱山跡(2018年 6月10日公開)
          各種硫化鉱物          
(157)栃木県日光市の東照鉱山跡(2019年 2月24日追記)
          磁硫鉄鉱、黄銅鉱          
(159)栃木県今市市の浅田水鉛鉱山跡(2019年 1月17日公開)
          輝水鉛鉱          
(160)福島県郡山市湖南町の金山沢鉱山跡(2019年 6月 2日公開)
          黒鉱類似鉱床          
(161)岩手県久慈琥珀博物館(2019年 9月12日公開)
          博物館、琥珀採集          
(162)岩手県野田玉川鉱山跡(マリンローズパーク)(2019年 9月 6日公開)
          マンガン鉱床、マンガン博物館          
(163)岩手県田野畑鉱山跡(2019年 9月26日公開)
          マンガン鉱床          
(164)栃木県関白町の今里鉱山跡(2020年 3月13日差し替え)
          金鉱床
          
(165)群馬県下仁田の中小坂鉄山跡(2020年11月 7日)
          磁鉄鉱
          
(166)栃木県塩谷町の鉛山鉱山(2021年 3月22日)
          含銀銅鉛亜鉛石英脈
          
(167)栃木県鹿沼市の上都賀鉱山(2022年 6月11日)
          マンガン鉱石
          
(168)栃木県足尾町の久良沢上流の鉱山(2022年 6月11日)
          マンガン鉱石
          
                     2009年6月1日 開始



以下に、本人が現有している文献類を記載しておきます。

(40)「日本のマンガン鉱床 前編、後編」、吉村豊文、吉村豊文教授記念事業会、1967年(昭和42年)。

(39)「日本のマンガン鉱床」、吉村豊文、マンガン研究会資料、1952年(昭和27年)。

(38)「鉱山と鉱山集落−秋田県の鉱山と集落の栄枯盛衰−」、斉藤實則、大明堂、1980年発行。本中の第2部「秋田県鉱山誌」。

(37)「ポピュラーサイエンス 山の結晶 水晶の鉱物学」、秋月瑞彦、裳華房、1993年。

(36)「日曜の地学5 群馬県の自然をたずねて」野村 哲、築地書館、1998年発行。

(35)「福島県鉱山誌」、福島県、1964年発行。

(34)「日本希元素鉱物」、長島乙吉、長島弘三、1960年発行。

(33)「7.5万分の1 塩原地質図幅 1955、及びその説明書」、地質調査所、1955年、非売品。
         つくば市の地質調査所図書館で閲覧可能。

(32)「日本の鉱床総覧 上巻、下巻」日本鉱業協会、1968年、非売品。
         つくば市の地質調査所図書館で閲覧可能。

(31)「地学のガイドシリーズ27 山形県地学のガイド 山形県の地質とそのおいたち」、山野井 徹編集、コロナ社、2010年発行。

(30)「地学のガイドシリーズ21 新潟県地学のガイド(下) 新潟県北部・佐渡の地質と化石をめぐって」、天野和孝、河内一男、鴨井幸彦、コロナ社、1995年発行。。

(29)「地学のガイドシリーズ20 新潟県地学のガイド(上) 新潟県西部の地質と化石をめぐって」、菅野三郎、天野和孝、コロナ社、1990年発行。

(28)「地学のガイドシリーズ3 茨城県地学のガイド 茨城県の地質とそのおいたち」、大山年次、蜂須紀夫、コロナ社、1977年発行。

(27)「新岩手県鉱山誌」、高橋維一郎、南部松夫、東北大学出版、2003年8月、6000円。

(26)「歴春ふくしま文庫78 ふくしまの鉱山」、佐藤一男、歴史春秋社、2005年12月。

(25)「全国鉱物採集ガイド 地球の宝探し」、日本鉱物倶楽部編、海越出版社、1995年、127頁。
古本として、8000円ほどで入手した。全国の鉱物採集産地(39産地)を、交通図と現地地図で紹介している。しかし、残念なのは各産地での探査年が全く記載されていないことである。本の出版年から推察して探査年は15年以上昔である。他の採集ガイド本を参考にして出かける場合にも当てはまるが、2009年現在、現地の様相は本の内容とは全く変っている場合があることに留意しておく必要がある。

(24)隔週発行雑誌「地球の鉱物コレクション」、現在36号、デアゴスティーニ、発行中。
  毎号に鉱物コレクションが付いている。現物なので、非常にためになる。
 
(23)「趣味の鉱石トレジャーハンター−鉱石採集探検記−」、板垣清司、
              (株)スタジオ タック クリエイティブ、2008年。
  最近の探査紀行である。大いに参考になる。これを読んでいると行きたいところだけとなる。採集鉱物の写真も綺麗で明瞭なので、自前での判断にも役に立つ。
  これからの趣味にしようとする人は、最初の本としては、この本が一番でしょう。購入もできるでしょうから。 
 
(22)「鉱物観察ガイド」松原聡編著、東海大学出版会、2008年発行。
  探査に良く役に立っている。最新の発行年であるが、探査の実施時期は大分昔である。
  昔の探査実施記録を本にまとめた者である。
 
(21)「カラー版徹底図解 鉱物・宝石のしくみ」、宮脇律朗、新星出版社、2008年。
 
(20)「図解サイエンス 鉱物の不思議がわかる本」、松原聡、成美堂出版、2008年。
 
(19)「日本産鉱物型録」、松原聡+宮脇律朗 共著、東海大学出版会、2006年。
 
(18)「鉱物ウオーキングガイド」、松原聡、丸善、2005年。
 
(17)「川原の石ころ図鑑」、渡辺一夫、ポプラ社、2002年。
    「海辺の石ころ図鑑」、渡辺一夫、ポプラ社、2005年。
  鉱石はあまり紹介されていない。鉱石ではない岩石の判定に役に立ちそう。
 
(16)「フィールドベスト図鑑 日本の鉱物」、松原聡、学習研究社、2003年。
 
(15)「ポケット版 学研の図鑑7 鉱物・岩石」志村隆、学習研究社、2002年。
 
(14)「鉱物カラー図鑑」、松原聡、保育社、1999年。
 
(13)「岩石と鉱物の写真図鑑」、クリス・ベラント、日本語監修 砂川一郎、
               (株)日本ボーグ社、1997年。
(12)「鉱物・岩石」、豊遙秋+青木正博 共著、保育者、1996年。
 
(11)「鉱物産地をたずづねて<増補改訂版>」梅沢俊一、1995年。自費出版本。
  探査に役に立っている。自費出版。
 
(10)「フィールド版 鉱物図鑑」、松原聡、丸善株式会社、1995年。
    「フィールド版 続鉱物図鑑」、松原聡、丸善株式会社、1997年。
  共に探査に役に立っている。探査の実施年が記載されていない。実施年は昔に遡っていそう。
 
(9)「土木技術者のための岩石・岩盤図鑑」、三木幸蔵+古谷正和 共著、
                     鹿島出版会、1983年。
(8)「鉱物採集フィールド・ガイド」、草下英明、草思社、1982年。
  大分古い本であるが、小生が最初に手にした手引き書である。探査に大いに役に立っている。
 
(7)「鉱物採集の旅−1 東京周辺をたずねて」、桜井欽一+加藤昭 共著、
                       築地書店、1982年発行。
  探査に良く役に立っている。が、27年前の発行である。
 
(6)「日本地方鉱床誌 関東地方」、今井秀樹、河井興三、宮沢俊弥、朝倉書店、1973年。
  関東地方の鉱山をほぼ網羅し、詳細に解説している。が、場所の記述はおおざっぱが多い。
 
(5)「鉱物採集の旅 関東地方とその周辺」、桜井欽一+加藤昭 共著、
                     築地書店、1972年発行。
  探査に良く役に立っている。が、37年前の発行である。実施時期を考えると、40年以上前の探査記であろう。
 
(4)「標準原色図鑑全集6 岩石・鉱物」、木下亀城+小川留太郎 共著、保育者、1967年。
 
(3)「原色鉱物岩石検索図鑑」、柴田秀賢+須藤俊男 共著、北驫ル、1964年。
 
(2)「原色鉱物図鑑 増補改訂版」、木下亀城、保育社、1962年。
   「続 原色鉱物図鑑」、木下亀城、湊 秀雄、保育社、1963年。
  日本における鉱石をほぼ網羅している。
 
(1)「原色岩石図鑑」、益富壽之助、保育社、1955年。

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